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Version: 8.x

pnpm add <pkg>

パッケージとそれが依存しているすべてのパッケージをインストールします。 デフォルトでは、すべての新しいパッケージは production 依存として追加されます。

TL;DR

コマンド意味
pnpm add saxdependencies へ保存
pnpm add -D saxdevDependencies へ保存
pnpm add -O saxoptionalDependencies へ保存
pnpm add -g saxグローバルにインストール
pnpm add sax@nextnext タグに対応するバージョンを保存
pnpm add sax@3.0.0バージョン 3.0.0 を指定

サポートされているパッケージの取得先

npm レジストリからインストール

pnpm add package-name はデフォルトでは、最新のバージョンの package-namenpm registry より追加します。

ワークスペースで実行された場合、最初に他のプロジェクトが指定された依存パッケージを使用しているかどうかを確認しようとします。 その場合、すでに使用されているバージョン範囲がインストールされます。

また、次のようにパッケージをインストールすることも可能です。

  • tag を指定: pnpm add express@nightly
  • バージョンを指定: pnpm add express@1.0.0
  • バージョン範囲を指定: pnpm add express@2 react@">=0.1.0 <0.2.0"

ワークスペースからインストール

ワークスペース から依存を追加して作業する場合は、依存パッケージの取得先は、 link-workspace-packagesworkspace: プロトコルの範囲指定 の設定によって決定されます。

ローカルファイルシステムからインストール

ローカルファイルシステムからインストールする方法は2つあります。

  1. tarball ファイルから (.tar, .tar.gz, or .tgz)
  2. ディレクトリから

例:

pnpm add ./package.tar.gz
pnpm add ./some-directory

ディレクトリからインストールする場合は、現在のプロジェクトの node_modules にシンボリックリンクが作成されるため、pnpm link を実行した場合と同様になります。

リモートの tarball からインストール

引数は、 "http://" または "https://" で始まるフェッチ可能な URL でなければなりません。

例:

pnpm add https://github.com/indexzero/forever/tarball/v0.5.6

Git リポジトリからインストール

pnpm add <git remote url>

ホストされた Git プロバイダからパッケージを Git でクローンしてインストールします。 特定のプロバイダーに対して Git プロトコルを使用できます。 たとえば、pnpm add github:user/repo

次の方法で Git によりインストールできます。

  • master ブランチの最新のコミット: pnpm add kevva/is-positive
  • 特定のコミット: pnpm add kevva/is-positive#97edff6f525f192a3f83cea1944765f769ae2678
  • 特定のブランチ: pnpm add kevva/is-positive#master
  • バージョン範囲: pnpm add kevva/is-positive#semver:^2.0.0

Options

--save-prod, -P

指定されたパッケージを通常の dependencies としてインストールします。

--save-dev, -D

指定されたパッケージを通常の devDependencies としてインストールします。

--save-optional, -O

指定されたパッケージを通常の optionalDependencies としてインストールします。

--save-exact, -E

pnpm のデフォルトの semver 範囲指定演算子を使用するのではなく、固定したバージョンで保存します。

--save-peer

--save-peer を使うことで、1つ以上の依存パッケージを peerDependenciesdevDependencies の両方に追加します。

--ignore-workspace-root-check

--ignore-workspace-root-check または -w フラグが使用されていない限り、新しい依存関係をワークスペースのルートに追加しようとすると失敗します。

例: pnpm add debug -w

--global, -g

パッケージをグローバルにインストールします。

--workspace

ワークスペースで見つかった場合にのみ、新しい依存関係を追加します。

--filter <package_selector>

詳細についてはフィルタリングに関するドキュメントを参照してください。